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<福島原発事故>東電の勝俣元会長ら3人、29日に強制起訴
<福島原発事故>東電の勝俣元会長ら3人、29日に強制起訴
(2016年02月26日 13:09 毎日新聞)
◇業務上過失致死傷罪で東京地裁に
2011年の東京電力福島第1原発事故を巡り、東京第5検察審査会から起訴議決を受けた東京電力の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、検察官役に指定された弁護士は26日、業務上過失致死傷罪で29日に東京地裁に強制起訴することを明らかにした。検察審の起訴議決に基づく強制起訴は全国9例目。
他に起訴されるのは、武黒一郎(69)、武藤栄(65)の両元副社長。
第5検審は昨年7月、旧経営陣3人について「万が一にも発生する事故に備える責務があり、大津波による過酷事故の発生を予見できた。原発運転停止を含めた回避措置を講じるべきだった」などとする起訴議決を公表。3人が事故を未然に防ぐ注意義務を怠り、福島県大熊町の双葉病院から避難した入院患者44人を死亡させ、第1原発でがれきに接触するなどした東電関係者と自衛隊員ら計13人を負傷させたと認定した。【山下俊輔】
◇東京電力福島第1原発事故
国際事故評価尺度で、チェルノブイリ原発事故(1986年)と並ぶ「レベル7」とされた最悪の原発事故。運転中の1~3号機は、東日本大震災で停止したが、津波で全交流電源を失い炉心が冷却不能になった。1号機は2011年3月12日、3号機は14日、4号機は15日に水素爆発した。定期検査のため運転停止中だった4号機は、3号機から水素が流入しプール付近で爆発した。
今まで東電の旧経営陣を含め、誰も起訴すらされていなかったことは驚くべきことです。あれだけの過酷事故を起こし、多大な被害を与えたにも関わらず、誰も責任を取っていないなど海外なら考えられない現象でしょう。
この問題をめぐっては、福島県民らでつくる「福島原発告訴団」(武藤類子団長)が24年6月、東電や政府、原子力安全・保安院(廃止)の関係者ら計42人について、「事故は予見可能で、対策を怠った」として同罪などで告発。捜査した東京地検は25年9月、「予見は困難で、刑事責任を問うのは困難だ」として全員を不起訴とした。告訴団から審査を申し立てられた検審が26年7月、勝俣元会長ら3人について、「注意義務を怠った」として起訴相当を議決した。
議決を受けた東京地検の再捜査でも3人は再び不起訴となったが、検審が昨年7月に再び起訴を議決し、強制起訴が決定。東京地裁に選任された指定弁護士が捜査していた。(産経新聞 2016.2.26 12:41)
東京地検は2度も不起訴にしてきました。東京地検は政府の犬です。どこをどう捜査したら「予見は困難」になるのか理解できません。2006年に共産党の吉井英勝衆院議員が安倍首相に「福島原発1号は全電源喪失事故の起こる可能性が大きいのではないか」と質問したのに対し、安倍首相は「全電源喪失など考えられません」と答弁しました。事故は予見できていました。これに関することだけで起訴・有罪は確定していいと思います。「安全神話」を振りかざしていた東電旧経営陣は、いざ事故が起きたら真っ先に現場に駆け付けて指揮を執るどころか逃げましたよね。彼らには必ず責任を負わせなければいけません。日本の裁判所が有罪を出すとは思っていませんが、これまでの裁判にも出廷してこなかった勝俣氏を法廷に引きずり出すことに意味はあります。自分だけ多額の退職金まで受け取って悠々自適の老後なんて許されるはずがありません。今回の3人だけでなく、安倍首相をはじめとした政治家、官僚、保安院も全員起訴して欲しいものです。
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◇業務上過失致死傷罪で東京地裁に
2011年の東京電力福島第1原発事故を巡り、東京第5検察審査会から起訴議決を受けた東京電力の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、検察官役に指定された弁護士は26日、業務上過失致死傷罪で29日に東京地裁に強制起訴することを明らかにした。検察審の起訴議決に基づく強制起訴は全国9例目。
他に起訴されるのは、武黒一郎(69)、武藤栄(65)の両元副社長。
第5検審は昨年7月、旧経営陣3人について「万が一にも発生する事故に備える責務があり、大津波による過酷事故の発生を予見できた。原発運転停止を含めた回避措置を講じるべきだった」などとする起訴議決を公表。3人が事故を未然に防ぐ注意義務を怠り、福島県大熊町の双葉病院から避難した入院患者44人を死亡させ、第1原発でがれきに接触するなどした東電関係者と自衛隊員ら計13人を負傷させたと認定した。【山下俊輔】
◇東京電力福島第1原発事故
国際事故評価尺度で、チェルノブイリ原発事故(1986年)と並ぶ「レベル7」とされた最悪の原発事故。運転中の1~3号機は、東日本大震災で停止したが、津波で全交流電源を失い炉心が冷却不能になった。1号機は2011年3月12日、3号機は14日、4号機は15日に水素爆発した。定期検査のため運転停止中だった4号機は、3号機から水素が流入しプール付近で爆発した。
今まで東電の旧経営陣を含め、誰も起訴すらされていなかったことは驚くべきことです。あれだけの過酷事故を起こし、多大な被害を与えたにも関わらず、誰も責任を取っていないなど海外なら考えられない現象でしょう。
この問題をめぐっては、福島県民らでつくる「福島原発告訴団」(武藤類子団長)が24年6月、東電や政府、原子力安全・保安院(廃止)の関係者ら計42人について、「事故は予見可能で、対策を怠った」として同罪などで告発。捜査した東京地検は25年9月、「予見は困難で、刑事責任を問うのは困難だ」として全員を不起訴とした。告訴団から審査を申し立てられた検審が26年7月、勝俣元会長ら3人について、「注意義務を怠った」として起訴相当を議決した。
議決を受けた東京地検の再捜査でも3人は再び不起訴となったが、検審が昨年7月に再び起訴を議決し、強制起訴が決定。東京地裁に選任された指定弁護士が捜査していた。(産経新聞 2016.2.26 12:41)
東京地検は2度も不起訴にしてきました。東京地検は政府の犬です。どこをどう捜査したら「予見は困難」になるのか理解できません。2006年に共産党の吉井英勝衆院議員が安倍首相に「福島原発1号は全電源喪失事故の起こる可能性が大きいのではないか」と質問したのに対し、安倍首相は「全電源喪失など考えられません」と答弁しました。事故は予見できていました。これに関することだけで起訴・有罪は確定していいと思います。「安全神話」を振りかざしていた東電旧経営陣は、いざ事故が起きたら真っ先に現場に駆け付けて指揮を執るどころか逃げましたよね。彼らには必ず責任を負わせなければいけません。日本の裁判所が有罪を出すとは思っていませんが、これまでの裁判にも出廷してこなかった勝俣氏を法廷に引きずり出すことに意味はあります。自分だけ多額の退職金まで受け取って悠々自適の老後なんて許されるはずがありません。今回の3人だけでなく、安倍首相をはじめとした政治家、官僚、保安院も全員起訴して欲しいものです。
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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか - ジャンル : 政治・経済
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